風狂盲人日記② 日本文学を聴く

従心会倶楽部の顧問で国際教養大学名誉教授の勝又美智雄先生は、昨年緑内障の悪化で失明され、ご不自由な生活を余儀なくされておられます。
このような中、近況を「風狂盲人日記」として数回にわたってご寄稿いただけることになりましたのでご紹介させていただきます。
今回は第2回目「日本文学を聴く」を掲載させていただきます。

株式会社従心会倶楽部 顧問
国際教養大学 名誉教授

勝又 美智雄 先生

2022年 4月 X日

  昨年3月、眼科医の診断書を持って区役所に視覚障害者認定の申請をした。1ヶ 月後に障害度2の認定を受けた。障害度1は全盲、障害度2はそれに続く状態で、 わずかに数メートル先まで視界はあり、足元の1メートル先ぐらいを見ながら杖を頼りに 歩くこともできる状態ではあった。
 それで最初に行ったのが高田馬場駅近くにある日本点字図書館。ここでどんなサ ービスを受けられるか相談したところ、パソコンを打つことを覚える講座があるとのこと で、私も週1回それに参加してみることにした。全盲の講師と1対1で、まさにブライ ンドタッチを覚える方式なのだが、5回通って色々考えた結果、パソコンを打っても書 いた文章が読めないし、それをメールなどの形で送ることもできない状態だということで 行き詰まり、結局講習を受けることはやめてしまった。
 代わって素晴らしいサービスだと思ったのは、古今東西の文芸作品の朗読CDを 相当整備していることが分かったことだ。全国の公立図書館と連絡し合って、同じ作品 をダブって録音しないよう調整しており、その数も数千本にのぼっているという。
 普通のCDはせいぜい1時間半ぐらいの収録時間だが、この朗読CDは1枚に 最長で50時間以上録音することが可能なので、長編作品も収録できていることが分 かった。その再生装置は地元の公立図書館から3ヶ月単位で借りて、自宅でそれに かけて聴くというやり方で、小説•評論など大概の文芸作品が、目で読むことはできな いけれども聴くことができることがわかった。
 そこで最初に聴き始めたのが、『平家物語』(角川書店上•下)であり、続けて平家 物語に関する他の作品、例えば井上靖の『後白河院』、女流作家たちの『建礼門院』 『右京太夫』『静御前』『巴御前』『北条政子』などを次々に聞き、平家物語の世界をた っぷり楽しむことができた。そこで痛感したのは、『平家物語』が、盲目の法師たちが琵 琶を奏でながら辻で語ったように仏教の説話文学の色合いが濃く、全てが「生者必滅」 の無常観で彩られていることだ。歌舞伎や文楽で馴染み深い俊寛、熊谷直実などの 宿命が簡潔に描かれている反面、全編通して平清盛の出番はほとんど無ぐその長男 重盛が非常に聡明な武将で、若くして病死しなければ父清盛を諫めて平家の命運を 長く保ったであろうということだった。

 その後日本文学を時系列でもう一度確認しようと思い、慈円『愚管抄』、次に『古今 著聞集』『沙石集』、更に鴨長明『方丈記』、吉田兼好『徒然草』、上田秋成『雨月物語』『春雨物語』、式亭三馬『浮世床」』、為永春水『春色梅児誉美』などを聞いた。『淳世床』の江戸っ子たちの会話は、そのまま古今亭志ん生の落語の世界であり、『春色梅児誉美』は明治以降、泉鏡花の『婦系図』『日本橋』などの新派劇、および私生活を 詳しく描いた自然主義文学に直結じcいることがよく窺えた。
 特に感銘深かったのが、私が学生時代から愛読していた丸山眞男『現代政治の思 想と行動』(未来社)、『文明論之概略を読む』(岩波新書 上・中・下)であり、さらに加藤周一『日本文学史序説』(筑摩書房上・下)などだ。
 こうした本のほとんど全ては昔一度は読んでおり、今でも私の書斎の本棚にあるのだが、それが全く読むことができないので、特に急いで読みたいと思ったものを、順次やや系統的に読む(聴く)ことにしたものだ。

 4月に入って念願の『太平記』(山崎正和訳上・下)を今聞いているところだが、南北朝の争乱時代の後醍醐天皇をはじめとする公卿たち及び武士たちの心理状態、そ の葛藤が豊富なエピソードで語られており、実に興味が尽きない。この作品は後醒醐天皇を主役に、まず新田義貞が鎌倉の北條氏を滅ぼし、続いて足利尊氏が新田と主導権争いをし、足利が新田を滅ぼすに至る目まぐるしい過程を描いたものだが、本全 体の2〜3割は、中国の春秋戦国時代から唐の玄宗皇帝時代の安祿山の乱に至るま で、豊富な故事を引用しながら、武将たちが中国の英雄になぞらえて戦いに立ち上が り、死んでいく姿をドキュメンタリー映画のように描いていて、人が生きる上で何かを決 断する時には必ず古人の生き方に学び、それを見習う形で生き抜くものだということを 実に良く感じさせる。それにしても、日本中を大騒乱に巻き込んだ約30年に及ぶ絶え 間ない合戦を、『太平記』と名付けたのは一体どういう心理なのか、ゆっくり考えてみた いと思う。
 更に意外なことは、鴨長明が源平合戦の最中に青年時代を送り、吉田兼好が南北朝の騒乱を間近に目撃していたにもかかわらず、二人ともそれぞれのエッセイではそう した政治ドラマ、戦争について一言も触れていないことだ。長明は40歳の時にわざわ ざ鎌倉まで出向いて三代将軍、実朝に面会し、歌の指南役をする就職活動を行った が、実朝は長明のライバル藤原定家を師とすることを決めていたため断った。そのた め、長明は京に戻り、四畳半の庵を編んで『方丈記』を書いたのだった。
 一方兼好も歌道の名人で、足利家の重臣、高師直に頼まれて出雲出身の塩冶判官の妻への付文(和歌、ラブレター)を代筆するほど公卿、武家両方の上層部に親しく 交わっていた。これが「仮名手本忠臣蔵」のモデルにされるほどだった。
 人を評価するのに、書いたものからだけでは一面的にしか理解できない。書かなか ったことの理由を状況証拠などから調べ直すことによって、その人物の全体像が浮かび上る、というのが伝記を書く上での鉄則であり、それは古人も現代人も変わりがない。

 『太平記』は今1回目を聴き終わり、2回目を聴き始めたところだが、これまでCD でいいと思ったものは全て2回、3回と聴き直しており、それによって、読むことでは素 通りして気がつかないことに幾つも気づかされることがあって、これはこれで面白いこと だと考えている。
 人は情報を得るのに目が8割、耳が1割、その他皮膚感覚などが1割だと言われ ている。その8割の情報源を失った時、結局まず頼みは耳であり、耳から聴く1割の 情報を、一度では気づかないまま流してしまうものを、2回、3回と聴き直すことによって 想像力を膨らませ、その描かれているものをより深く知る、ということで理解を深めること ができるのだということを最近しみじみと感じ始めている。
—人で自由に外出できないので、民間の同行援護サービス団体の人に来てもらい、 病院にも公立図書館にも或いは近くの買い物も同行してもらっているが、行動範囲も 非常に狭まってきているものの、CDを聞いてその耳から得る情報で世界を広げると いうことを、この一年少しずつ学び始めているところだ。なお、この連載のタイトルは、石川淳の現代怪奇小説『狂風記』、谷崎潤一郎の晚年の作で、蠱惑的な嫁に翻弄さ れる病床記『瘋癲老人日記』からヒントを得た。両作品とも、昨年夏朗読CDで聴いて 非常に面白ぐ強く印象に残った。
(つづく)

オキサス 幹部が来社されました

3月28日、オキサスの沖山勝巳代表取締役と沖山智紀氏が来社され意見交換を行いました。
沖山智紀氏は、沖山社長のご長男で、沖縄に在住され映像クリエイターとしてご活躍されておられます。

左から一人目が沖山智紀氏、三人目が沖山勝巳社長

風狂盲人日記①(勝又 美智雄先生の近況)

従心会倶楽部の顧問で国際教養大学名誉教授の勝又美智雄先生は、昨年緑内障の悪化で失明され、ご不自由な生活を余儀なくされておられます。
このような中、近況を「風狂盲人日記」として数回にわたってご寄稿いただけることになりましたのでご紹介させていただきます。

株式会社従心会倶楽部 顧問
国際教養大学 名誉教授


 勝又 美智雄 先生

 従心会の会員の皆様、しばらくご無沙汰しておりますがご機嫌いかがでしょうか。
 私は昨年春、緑内障の悪化で失明し、現在同行者の援護がなければ、病院通いや買い物、散歩など自由に出かけられない状態となっています。
 そうした事情を昨年暮れ大谷会長らに手紙でお伝えしたところ、従心会の月報にいつでも掲載するから、自由に思うことを書いて送って欲しい、とのありがたい提案をいただきました。それで、これから暫く「盲人日記」という形で不規則な連載をさせて頂こうというふうに考えております。同じシニア世代の皆様の何かの参考になれば幸いです。

私の緑内障は30年来患ってきている糖尿病の余病ではありますが、これまで10年以上血糖値のコントロールも良く、緑内障は初期症状のまま、これ以上悪化し失明する心配はまずないだろう、とかかりつけの眼科医にも言われておりました。
ところが2020年暮れに右目が突然見えなくなり、その3ヶ月後の21年3月には左目もほとんど失明するという状況に陥り、視覚障害者認定を受けたところです。
 専門医によると、緑内障の悪化のバロメーターは眼圧であり、正常値が20以下なのに対し、23~29が黄色信号、30以上が3ヶ月続くと確実に100%失明するとのことです。私の場合、20年12月から21年春までの間に眼圧が30~60もあり、かかりつけの医者が慌てて東大病院に紹介状を書き、眼圧を強制的に下げるレーザー手術を2回にわたって受けました。

 後で分かったことですが、緑内障の直接の原因は脳内に血液を送り込む頸動脈2本に異常があり、1本は途中でちぎれそうになっており、もう1本は細く伸びたまま動脈としての機能をほとんど失っているということが判明しました。その結果、脳内の血液(酸素)が急速に減少し内側から視神経を破壊してしまったということが直接の原因とみられています。

 脳内の血の巡りが悪くなると物忘れや勘違いがひどくなり、その症状が72歳ぐらいから出始め、家内は認知症が始まったのではないかと心配していましたが、医者の勧めで脳および循環器全体の精密検査をした結果、頸動脈の異常が2020年暮れに発見されたものです。脳外科医に「このまま放置しておくと早ければ半年、遅くとも4、5年以内には大きな脳梗塞あるいは脳内出血を起こして半身不随で寝たきりになるか、場合によっては死に至る危険性が極めて高い」と警告され、急いで頸動脈を広げるためのステント留置手術を受けることにしました。しかし異常の部位が手術しにくい場所にあたっていたため、検査入院を繰り返した後、昨年6、7、8の3ヶ月間に3回入院して、少しずつ手術していくという方式で行われました。手術は完全に成功。術後の経過も今日まで極めて順調で、担当した脳外科医も「これならあと10年は脳出血、脳梗塞の心配はないだろう」と保証してくれました。
 ところがその間、脳内の血の巡りが悪くなった期間(おそらく2020年から2021年にかけて)に視神経を壊されてしまった というのが、緑内障を急速に悪化させた直接の原因だということが後で分かりました。

 それまで50年以上にわたって本や文章を読み、書くという仕事を行ってきたわけですが、肝心の目が失われた結果、今では耳だけ(それも左耳は10年来難聴でほとんど聞こえず、右耳のみ)が頼りというふうになり、そのため自分の生活もあらゆる点で変更せざるを得なくなりました。つまり書斎に大量にある本は、ほとんど見えないので無用の長物ということになるため、とりあえず段ボールにどんどん詰め、空いたスペースは手持ちの CD数百枚をジャンル別に並べて、それを次々に聞いていく、ということが主な日課に変わってしまいました。そういう変化で非常に落胆もしましたが、色んな発見もあり、それを次回以降思いつくままに紹介して皆さんの参考にしていただければいいのではないかと考えています。

 私の脳内の異常がわかったのは72歳から74歳にかけてですが、同じシニア世代の会員の皆様にも物忘れや勘違いがひどくなってきた場合、ぜひ一度脳の精密検査を受け、それが脳内の異常から来るものでないかどうかを事前にチェックすることが極めて重要だろうと思います。私自身、もし発見があと丸1年以上早ければ手術を無事に終え、脳内から視神経を破壊されることもなく、今日でも読書や執筆ができたはずです。ところが以上記したように、脳梗塞という重大な危機は回避できたものの、一番敏感な視神経がまず侵されてしまうという事に気づかないまま今日に至った訳で、皆さんも是非そういう可能性もあることを考えて、メディカルチェックを慎重になさるのが良いのではないかという風に思います。以下、次号に続きます。

西久保八幡神社参拝と新年会

1月5日の仕事始めにあたり関係幹部で恒例の西久保八幡神社を参拝し、その後新年会を行いました。
参拝及び新年会には、株式会社従心会倶楽部 大谷武彦代表、株式会社CHU YO 中野利弘社長、東洋システム開発株式会社 松本博之社長、NPO法人ゆい思い出工房 青木豊理事長他関係幹部が参列されました。

虎ノ門5丁目にある西久保八幡神社に参拝に祈願を行いました。
参拝後関係者による新年会を行いました。

社内打合せ あれこれ

12月に入り各種の会議や忘年会などを開催致しましたので、主な会議についてご紹介させていただきます。

忘年会

オイスカ・インターナショナルの渡邉忠副総裁をお迎えして定例連絡会を行いました。
また、NPO法人ゆい思い出工房も参加され今後の連携について意見交換を行いました。

実践経営塾年末方針会議

実践経営塾の年末方針会議を開催致しました。
会議には、雨宮為男塾長をはじめ6人の講師と、従心会倶楽部からは大谷代表をはじめ幹部3名が参加して来年1月からの方針を協議致しました。

会議終了後、忘年会と併せて過日亡くなられた神宮寺能美先生の偲ぶ会を奥様にもご出席いただき行いました。

飛島章顧問との打合せ

飛島章顧問を囲んで、現在進めている外国人の日本受入れに際しての日本語教育の方向性の詰めを行いました。

飛島章氏を囲んでのミニ忘年会

飛島章氏を囲んで、従心会倶楽部会員でかつて飛島建設に勤務したメンバーでミニ忘年会を行いました。

従心会倶楽部京都支部の幹部との会合

京都で従心会倶楽部京都支部との会合を行いました。
支部からは七味家本舗 福嶌良典社長、谷口清雅堂 谷口氏が出席し意見交換を行いました。

会社計画株式会社 小原光男社長が来社

会社計画株式会社の小原 光男社長が来社され、今後の従心会倶楽部との連携について協議しました。小原氏は、日本興業銀行に勤務されご活躍された後平成28年に会社計画株式会社を設立され社長をされておられます。
また、株式会社東京メガネ、ユウキ食品株式会社の取締役など、多くの会社の社外取締役・執行役員・顧問などとしてご活躍されておられます。

勝又 美智雄先生の近況

国際教養大学名誉教授で従心会倶楽部顧問の勝又 美智雄先生より近況をお寄せいただきましたので掲載させていただきます。
勝又先生は、緑内障の悪化で視力を失い、不自由な生活を余技なくされておられ、親しい人からの電話を大変楽しみにされておられます。
是非お電話で、温かい言葉、励ましの言葉をお願い致します。

携帯電話:090-4595-8867

勝又 美智雄 氏

国際教養大学 名誉教授
株式会社従心会倶楽部 顧問

 親愛なる皆様。2年続きのコロナ騒ぎですが、いかがお過ごしでしょうか。ご健勝のこ とと察しております。私の方は一大変化がありました。緑内障の悪化でこの春から失明し、目下、白い杖 だけでなく同行者がいないと病院通いもできない状態です。

 緑内障は、30年来患ってきた糖尿病の合併症ですが、過去10年は血糖値のコント ロールも良く、緑内障は「初期症状」のまま推移してきました。かかりつけの眼科医も 「この分なら失明に至る心配はまずないでしょう」との見立てでした。ところが昨年暮れ にまず右目が全く見えなくなり、今年3月には左目も殆ど見えなくなってしまいました。
 その原因は、脳内に血液を送り込む頸動脈に異常があるためと判明しました。2020 年夏に脊椎管狭窄症の手術をした時、整形外科医から「全体に動脈硬化の傾向があ るので、一度循環器、脳内などの精密検査を受けた方が良い」と指摘され、去年の末 に精密検査を受けました。その結果、頸動脈2本のうち1本が途中でちぎれそうになっており、もう1本は糸のように細ぐどちらも動脈としての役割を殆ど果たしていないこと が分かりました。そうなったのがいつからかは不明ですが、2年ほど前から人名が出て こない、勘違いが目立つ、記憶違いが多くなるということが出始め、家内からは「最近 ボケてきたんじゃないの」と指摘されたのと時期的には一致するような気がします。そこ で今年に入って検査入院を2回して頸動脈の手術が可能かどうかをチェックした上、 夏に計3回、カテーテルで動脈を少しずつ広げ、ステントを留置する手術を行いました。 手術は成功、術後の経過も良好で、担当した脳外科医は「これで脳梗塞の心配はま ず10年は遠のいたでしょう」と保証してくれました。

 命が長らえたのは大変な朗報ですが、肝心の目の方は、頸動脈の異常の結果脳内 から視神経を破壊され、それで緑内障が急速に進行したということが分かりました。こ れまで半世紀以上にわたって、本や資料類を読み、大量に書き、大量に話をすること が生活の柱でしたが、今全くそれができなくなり、頼りは耳だけです(それも左耳は10 年近く前から難聴で殆ど聞こえず、右耳だけに頼っています)。

こうした事情から社会生活も大幅な戦線縮小を余儀なくされました。

① グローバル人材育成教育学会会長:
過去2年間の会議はZoomでこなせまし たが、今後対面会議が増え、さらに全国各地の支部大会や全国大会には出席 することも難しくなるということから、来年3月末をもって任期満了に伴い会長を 辞め、理事を解任してもらうことも、理事会の了承を得ました。

② 日本語教育振興協会評議委員会議長、日本語学校の評価委員、等:
これも Zoomである間は何とかこなせましたが、今後のことを考えると他の評議員、委員 の皆様に多大な迷惑をかけることが容易に予想されるので、これも辞任の意向 を伝えてあります。

③ 国際日本語普及協会(AJALT)理事:
これも、これまではZoomでこなせました が、今後対面会議が増えることになれば参加が困難なので、新年早々辞任を 願うことにしております。

④ 国連の人材開発•養成機関、ユニタール(本部:広島市)理事:
これまた同様に、 新年度から広島や東京など各地で活動が活発化すれば、参加が難しくなるの で、辞任を願おうと考えているところです。

⑤ グローバル教育研究所理事:
毎月の研究会はこれまで何とかZoomでしのげ ましたが、新年対面会議が増えてくると参加が困難になるので、その場合には 理事を辞任する意向を渥美育子代表には伝えてあります。

⑥ YDM日本語教育研究所理事:
これまでは殆ど会議よりも横山信子代表からの 電話相談に応じてアドバイスすることが中心でしたので、仕事上余り支障はない だろうと判断していますが、新年になってから新規プロジェクトが大きく進みます ので、その場合どうするか、これから考えます。

⑦ 東京外国語大学留学生支援の会副会長:
これは全くのボランティア団体で、東外大周 辺の人たち、外大生の父兄などが中心になって、留学生に日本をより深く知っ てもらうために首都圏の下町ツアーや工場見学、鎌倉ツアー等、さらには富士 山ツアーを実施してきました。これは、静岡県沼津市の住職の全面協力を得て 富士山の麓を歩き、周辺の名勝地、名刹、神社などを2泊3日で巡るツアーです。 直近の3年間は私が留学生十数人を引率して行きましたが、これからはとてもで きなくなるので、この会の役職も外して頂こうと谷和明会長に既に依頼していると ころです。

—ことほど左様に社会生活が大幅に縮まり、更にこの間、他の教育関連団体などか らの役職就任依頼や、新聞•雑誌などからの寄稿依頼も全てお断りしてきました。

 盲目になって今最大の楽しみは、CDを聴くことです。高田馬場の点字図書館で、古今東西の名作を特製CDに朗読していることが分かり、それを次々に借り出して聴い ています。CD1本で最長70時間収録されるので、例えば岩波古典文学大系の『平家物語』(上下)なども百数十時間で聴くことができました。併せて平家物語関連の様々な本の朗読も10種類ほど借りて聴いたところです。
 また、足立区立図書館がCDの在庫をかなり豊富に持っていることが分かり、取り敢 えず、観世流謡曲全集37巻(計約50曲)を全て、1枚5回以上聴いて謡曲の面白さ をしっかりと堪能してきました。現在、浄瑠璃(義太夫)も併せて順次聴いているところ です。モーツァルト全集35卷(オペラなどは1巻が3枚セットになっている)、ベートー べン全集 30 巻などもあるとのことで、 新年にはこれも順次借りて、 自分の手持ちの CD と聴き比べをしてみたいと思っているところです。

 生活が激変してしみじみ有難いと思うのは、親しい人からの温かい言葉、励ましの 言葉です。時間がある時にいっでも結構ですからお電話をください。大体午前10時 から午後9時ぐらいまでなら応対できると思います。これまでいろんな人が電話をしてき ますが、1〜2回鳴らしただけで折り返し電話を期待している人が多いのですけれど、 私には目が見えないので折り返し電話のボタンをうまく操作できません。呼び出し音を 10回以上鳴らして、もし出なければ、それは私が気が付かないか、散歩中、あるいは 病院への通院中などで出られないということだと判断して、また改めて時間を置いてか らかけて頂ければ幸いです。
 メールは毎夕家内にチェックしてもらい、必要な返事は全て口述筆記で家内に打っ てもらって送る方法で何とかこなしています。新年にどんな抱負が語れるか、今全く見 当がつきません。当分、自宅でCDを聴きながら色んなことを考えていきたいと思って います。なお、こういう状況ですので、来年以降、この「回顧と展望」も書き続けられる かどうかは不明というか、まず無理かなと思います。今後連絡が疎遠になりますが、どう かご了承ください。勝手なお願いですが、よろしくお願いいたします。
                                         勝又記

〒120-0011東京都足立区中央本町2-14-17-207
携帯電話:090-4595-8867
メールアドレス:
katsumatamichio@gmail.com

 P.S.この文書は私がテープに録音したものを、家内が起こし、A4判に書き直したもの です。電話にしろ、メールにしろ、私の社会生活は全て家内のサポート無しには成立できません。ひたすら感謝あるのみです。そのためか、家内への言葉遣いも丁寧語か ら謙譲語、尊敬語に変化し(家内は応用言語学の博士号取得者ですから、その辺は よく承知しているはずです)、私としては平身低頭、嘆願調のお願いが増え、だんだん 態度も卑屈になってきていると感じている今日この頃です(「ウソばっかり!」•••妻より)。

第14回ゆい歴史散歩 新旧オリンピック会場と神宮の森散歩を実施しました

11月30日(火)、「第14回ゆい歴史散歩 ~新旧オリンピック会場と神宮の森散歩」をNPO法人ゆい思い出工房と共催で実施し18名の方々が参加されました。
当日は雲一つない晴天にめぐまれ、今年95歳になられた中野利弘様、86歳の石岡友二様などご高齢の方も参加され、元気良く散歩を楽しんでいただきました。

代々木公園で案内版を見る参加者の皆様

散歩のコースは、JR原宿駅をスタートし、代々木公園に入りオリンピック記念の宿舎、閲兵式の松、噴水池、日本航空発始の碑、旧オリンピック競技場を見学しました。

代々木公園の噴水池にて

国立オリンピック記念青少年総合センターで昼食をとった後、参宮橋門より明治神宮に入りました。時間の都合で明治神宮の本殿をお参りすることができず残念でしたが、静かな神宮の森の散歩を堪能することができました。

明治神宮の境内で

明治神宮を後にして、今年夏の「TOKYO2020」メイン会場となった国立競技場に移動しました。隅研吾氏設計の木造のスタジアムは、草木が植えられスケールの大きさが印象的でした。

国立競技場にて

最後に、国立競技場に隣接する「日本オリンピックミュージアム」を見学致しました。
ここでは、各競技種目で活躍したアスリートが実際に着ていたユニフォームや、資料が詳しく展示されており、オリンピックに対する理解を深めることができました。

日本オリンピックミュージアムの前で

歩数を確認したところ2万歩を超えていてかなり疲れましたが、森林浴や紅葉を楽しみながら楽しい一日を過ごすことができました。
ご参加者の皆様大変お疲れ様でした。

『森里川海プロジェクト』賛同者交流会に参加

2021年11月6日(土)、倉敷市の倉敷アイビースクエアホテルにて開催された「森里川海プロジェクト賛同者交流会」に参加致しました。
このイベントは、環境省が推進する「つなげよう、支えよう森里川海プロジェクト」の賛同者交流会で、環境保全などををテーマに講演や活動報告があり、豊かな自然を守っていくための意見交換が行われました。賛同団体から約150人が参加致しました。

開会挨拶をされる
株式会社中国銀行 取締役頭取
加藤 貞則 氏

 

 

来賓挨拶をされる
倉敷市長
伊東 香織 氏 

主催者挨拶をされる
環境省 環境事務次官
中井 徳太郎 氏

日本政策投資銀行 設備投資研究所エグゼクティブ フエロー
/副所長兼金融経済センター長
竹ケ原 啓介 氏

特別講演をされる
作家・脚本家
丹治 寿美子 氏

取組報告をされる
「ざぶん賞」実行委員化 作家
安部 龍太郎 氏

住友林業株式会社
サステナビリティ推進室長
飯塚 優子 氏

企業取組報告をされる
太陽誘電株式会社
新規事業推進室 理事 統括室長
高木 亨 氏

ワークシュップ「ローカルSDGsと企業経営について考える」

第2部の開会挨拶をされる
城南信用金庫 理事長
川本 恭治 氏

トークショー及び森里川海ミニLIVEに出演した
半農半歌手
Yae 氏

第2部閉会締めをされる
株式会社藤木工務店 
代表取役社長
藤木 玄三 氏

第14回ゆい歴史散歩:新旧オリンピック会場と神宮の森を散歩

原宿駅から昭和のオリンピック競技場、代々木公園、明治神宮の森を散歩し、新オリンピック千駄ヶ谷競技場まで歩きます。
広大な森を森林浴をしながら新旧オリンピックの会場を散策致します。

■実施要領

開催日 2021年11月30日(火)
集合場所 JR原宿駅 明治神宮口改札 午前10時集合
参加費 3,000円
(昼食代、日本オリンピックミュージアム入場料、資料代等)
次の銀行口座に事前のお振込みをお願い致します。
【銀行口座】
城南信用金庫 新橋支店 普通預金口座 469126
株式会社従心会倶楽部 カ) ジュウシンカイクラブ
募集人員 先着20名
散歩コース JR原宿駅集合⇒ 代々木公園⇒ オリンピック青少年記念総合
センター(昼食)⇒ 明治神宮の森⇒ 日本オリンピックミュージアム
解散:JR千駄ヶ谷駅(午後4時頃)
申込先 株式会社従心会倶楽部 津久井 均
TEL: 090-4590-0404
Mail:h.tsukui@jushinkai.com

■主な見どころ

●国立代々木競技場
  モダンな近代建築・丹下健三設計
●代々木公園内見どころ
  ・代々木公園の森散策 54ヘクタール
  ・日本の航空発祥の地
●明治神宮の森
  参宮橋口から北参道~本殿、森林浴を
●新国立競技場
  隈研吾設計の木造、花木が植えられ環境に優しい設計
●日本オリンピックミュージアム
  今回のオリンピック開催に合わせて新たに建設されました。
  オリンピックの歴史がわかる各種の展示がされております