上海事務所設立

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はじめまして、私は東洋システム開発の松本でございます。
縁あって、従心会倶楽部の理事を務めさせて頂いております。
今般、7月2日から5日にかけて大谷代表と共に上海に出張して参りました。
目的は弊社ビジネスの打ち合わせと、従心会倶楽部上海事務所設立の為で、無事に
設立できましたことのご報告と合わせて上海の近況について報告させて頂きます。
まずは、私と上海の関係を申しますと、初めて上海に訪れたのは遥か昔、高校2
年生の修学旅行で日本丸で渡ってからですから、かれこれ今から28年ほども前
になります。
その後、2005年に中国での業務の連携先を探している際に大谷代表から騰龍
社(上海の有力IT企業)の虞社長をご紹介頂いたのをきっかけに、毎年上海には
年に幾度か訪問を重ねております。
上海の印象ですが、勿論20数年ぶりに訪れた時のあまりにも凄まじい変貌への
驚きは皆さんの想像の通りですが、むしろ強調させて頂きたいのは、この5年程
の近年、1年毎に進化を続ける街・人の姿については、訪れる度に、想像を超え
る凄いものがあります。この勢いを感じるだけでも、私にとっては都市から大き
なエネルギーを得ております。(私も負けるわけにはいかないとモチベーション
が上がります。)
騰龍社の虞社長を紹介して頂いた大谷代表から、スタートに当たり「いいですか、
仕事でしっかり連携をする為には、特段の用事がなくても、お互いに行き来をし、
信頼関係を築くことです。」とお教えを頂き、そしてその教えに準じたことで
虞社長との強固な連携が持てたこと、そして、上述のエネルギーをしっかりと
感じ得ることができたことに感謝しています。
騰龍社の虞社長もこの気持ちに変わらず、日本と上海のかけ橋と成るべく、
従心会倶楽部の支社長を今般早速買って出て頂き、即日から連携施策に動いて
頂く運びとなりました。
従心会倶楽部が上海で事業展開する上での、観点を私なりにまとめてみました。
・富裕層といわれるビジネスリーダーは30代、40代を中心とした若者が多い。
→日本のビジネスリーダに比べて経験側や人脈に乏しい。
・中国市場では、日本をはじめ、外資大手企業の進出は目まぐるしい。
→大手との差別化、日本の優位性が必要。私はチーム力や伝承力でないかと考える。
・まだまだ国政や大規模インフラのコントロールは国に圧倒的な支配力がある。
→上記の分野に抵触しそうなエリアには踏み込まない。
・日本の国内メディアで報道されているようなバッシングは極めて局所的である。
→いいものは良い。優れたサービスは良い。ストレートである。
→大変に残念なことですが震災を機に放射能を嫌い、食べ物は避けられている。
・上海は日本よりも近代化が進んでいるところも多い。治安も安定している。
→ 住居(家賃は高い)を除けば、食べ物等の生活品の物価は安く、就労するに
  は魅力的な都市である。
・バブルともいえる地価高騰や株価高騰も政策の影響で下落傾向にある。
→投資対象が無く、足踏み状況。経営者(富裕層)は投資案件を模索している。
・数億もする高級住宅も隙間だらけの欠陥施工の物件も少なくない。
→まだまだ、作業者のレベルは低いことが想像できる。
上記、あくまでも私の独断でのコメントをさせて頂きました。今後、従心会倶楽部
で皆さま自身の豊富な経験や印象を持ちより、日本と上海の魅力を融合できれば幸
いと願っております。