今年の漢字は「戦」に決定致しました

12月12日、「今年の漢字」が公益財団法人日本漢字能力検定協会より発表され、「戦」が第1位に選ばれました。
「今年の漢字」は例年、清水寺の貫主が大きな紙に書いて話題になっておりますが、今年も森清範 貫主が書き上げ清水寺に掲示されました。
清水寺に本社がある株式会社七味家本舗の福嶌良典社長(株式会社従心会倶楽部 理事)より写真をご提供いただきましたのでご紹介させていただきます。

写真提供:株式会社七味家本舗 福嶌良典社長(15代当主)

 ことし1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」が京都の清水寺で発表され、「戦」の文字が選ばれました。
「今年の漢字」は、京都市に本部がある「公益財団法人日本漢字能力検定協会」が27年前の1995年(平成7年)に始めました。

 その年の世相を表す漢字ひと文字を全国から募集し、最も多かったものを「今年の漢字」として、毎年12月12日前後に京都市東山区にある清水寺で発表しています。
大きな和紙に一気に書き上げる様子は、師走の風物詩になっています。京都市東山区にある清水寺では12日午後2時すぎ、森清範 貫主が大きな和紙に「戦」の字を一気に書き上げました。

「戦」が選ばれたのは、アメリカの同時多発テロ事件などがあった2001年以来、2回目です。協会によりますと「戦」の字が選ばれた理由について、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻など戦争を意識した年であったことや、円安・物価高など生活の中での「戦い」を応募者の多くが体感したことをあげています。
また、サッカーワールドカップの日本代表が強豪のドイツやスペインを破ったほか、冬の北京オリンピックで日本人選手が活躍するなど、スポーツの熱戦が繰り広げられたこともあげています。
清水寺の森 貫主は「『戦』が選ばれたのは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が非常に強い印象を残したためだと思います。来年は皆が心安らかに日々をおくれるような年になるよう願っています」と話していました。

「日本漢字能力検定協会」によりますと【トップ10は】次の通りでした。
2位「安」
3位「楽」
4位「高」
5位「争」
6位「命」
7位「悲」
8位「新」
9位「変」
10位「和」