蟷螂生ず(かまきりしょうず) かまきりが生まれるころ。 畑仕事の目安になる七十二候に、かまきりが登場するのはなぜでしょう? 稲や野菜には手をつけず、害虫を捕まえてくれるからかもしれません。 とはいえ、そんな人間の都合はおかまいなしに、かまきりには生態があるだけ です。生き生きと。 おれの こころも かまも どきどきするほで ひかってるぜ 工藤直子「おれはかまきり」より 〔出典〕日本の七十二候を楽しむ-旧暦のある暮らし- 白井明大著、東邦出版