「話の味は人の味」

0419-2.jpg
’丸い卵も切りようで四角、言葉も言い様で角が立つ’
話力の勉強をしてきました
今回の従心会倶楽部セミナーは「話の味は人の味」~話力で開く人間関係~です
30人用意した席は満席と大盛況でした
話力=心格力×内容力X対応力
話力とはだれが、何を、どのようにの聴き方、話し方です
よくTVのお見合い番組で”第一印象から決めてました”というセリフを聞きますが
第一印象に2回はないということで
年齢をとると人の印象など気にしなくなることを反省しました
0419-1.jpg
熱く語る講師の飯島 孟氏(話力総合研究所 常任理事)です
最近とある集まりで会った若者5人の内4人が詩吟を知らないと言っておられましたが
私も詩吟と言われて思いつくのは「鞭聲肅々~・・・・・」くらいで
詩吟を知らない若い人や外人には全く説明はできないことに気がつきました
頼山陽の「川中島」です
鞭聲肅肅夜河を過る
(べんせいしゅくしゅく よるかわをわたる)
曉に見る千兵の大牙を擁するを
(あかつきにみる せんぺいの たいがをようするを)
遺恨なり十年一劍を磨き
(いこんなり じゅうねん いっけんをみがき)
流星光底長蛇を逸す
(りゅうせいこうてい ちょうだをいっす)
意味(通釈)
馬の鞭の音さえもたてないよう、上杉謙信軍は静かに夜に乗じて川を渡った。夜が明けると武田軍の目の前までに迫っていた。しかし長い年月で磨き上げた謙信の腕前もかいなく、流れ星のごとく一瞬の差で、信玄を打ち逃がしてしまった。